「和歌の浦には名所がござる、一に権現」
とうたわれたのが、この東照宮。
古くより「権現さん」の愛称で
親しまれ国の重要文化財にも
指定されている徳川家ゆかりの神社。
ご本殿は侍坂とよばれる
一〇八段の石段の上にあり、
精巧な彫刻と狩野、
土佐両派の絵によって
荘厳された豪華さは、
まさに「関西日光」の名に
相応しいたたずまい。
また桜門の朱塗り極彩色は、
関西随一といわれています。
由緒
元和七年(一六二一年)紀州藩初代藩主で
徳川家康公の十男である徳川頼宣公により
父家康公を祀り、天下泰平と人々の安寧を願うために
和歌山市和歌浦の地に南海道の総鎮護として創建された
「紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)」
当神社は〝和歌の浦に名所がござる、一に権現〟と謳われ、
当国有数の名勝として伝承されております。左甚五郎の彫刻や狩野・土佐両派の絵画、
極彩色に輝く社殿など、
桃山時代の遺風を残し、
江戸初期の建築物として
国の重要文化財にも指定されました。約四百年の歴史と伝統を持つ、
正に〝関西日光〟の呼び名に相応しいものです。
心願成就・病気平癒といったご祈祷をはじめ、
神前結婚式・地鎮祭・出張祭などもご相談ください。
ご祭神
徳川家康公
長い年月をかけて天下統一を果たし、270年もの長きに渡って、戦乱の無い世を作り上げた
徳川家康公。そのことから、願いを持って努力していれば、それを成就させてくれる神様として信仰されております。また、家康公の神号は〝東照大権現〟であり、その本地仏は〝薬師如来(東方瑠璃光如来)〟とされ、病気を治してくださるとも言われています。
徳川頼宣公
徳川家康公の十男にして、紀州藩初代藩主である徳川頼宣公。南海道の総鎮護、そして江戸幕府を築いた父を祭る神社として、元和7年(1621年)に「紀州東照宮」を建立されました。覇気に富む人柄であったと伝えられており、和歌山城の改築、城下町の整備など、和歌山藩の繁栄の基礎を築いた人物です。
ご祈祷
厄除け・安産・お宮参り・七五三など、
様々なご祈祷を行っております。
中でも交通安全は、
東海道など多くの交通の要所を作ってきた、
家康公のご利益を得られることでしょう。
〝通信祈祷〟も可能ですので、
神社まで足を運べない方は
どうぞご活用ください。
アクセス
自動車
和歌山バス
神社案内
神社名- 和歌山での祈祷・神前結婚式に
紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)
- 所在地
- 〒641-0024
和歌山県和歌山市和歌浦西2-1-20
- 電話番号
- 073-444-0808
- 開門時間
- 9:00~16:30
- 駐車場
- 有り(70台)※大型バス可(要予約)
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